先日、インターネット越し4元中継での宴会という初めての体験をした。
オフ会をやっているときに電話でつながって会場外の人と話すというのは今までもあったし、最近はそれがビデオフォンになったりするというのはいちおう理解しているつもりだったけど、今回のは本会場に6人、リモートの会場が3拠点で3人というかたちで、宴会のあいだ中ずっとSkypeでつなげているという、いままでにないやりかたでした。
こういう形です。スクリーンショットを取ってくれた人だけ写ってない。
SkypeはUKに家族で行っている時に親にインストールさせて使っていましたが、そのときは顔が映るというだけでハイになってました。マルチポイントのビデオチャットなんて出来なかったはず。
5年ほど経って、また技術が進んでいることにも驚いたわけですが、多元中継では会話のパターンもなんか違うなあという感覚があった。
それは、人と話しているときに電話がかかってきた時の感覚とちょっと似ているかもしれない。
どうしても、目の前の人よりも電話の相手のほうが大事になってしまう。
こう言ってしまうとリモートで参加した方々に失礼ではあるけど、その場にいた人たちの間で鍋を囲んでいるのに、なにかみんな同じ方を見ていて一体感がないような感じ。
宴会しながらテレビを見ているのとも、近いかもしれない。
会社での電話会議やビデオ会議では、多拠点になってもちゃんと議事が進行できるけど、それは目的が決まっていて意味のあることを話するからであって、意味のないというか筋書きのない宴会をネット越しにやるのには、まだ慣れていないということなのだろう。
あれにリモート拠点から参加した人は、楽しかったと言ってたけど、実のところは何か違和感のようなものもあったのではないか?
1人ずつ家呑みでネット宴会ができるときは来るんだろうか?
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