ずっと家庭用のPCはいわゆるショップブランドの組立てPCで作ることが多かったので、
Microsoft Officeはバンドルされてなくて、Word単品を入れたり、著作権がうるさくなかった頃は
どこか別のライセンスを流用したりしていたのですが、このところは OpenOfficeを使ってました。
ところが、OpenOfficeのWriterは表組みのあたりがいまいちだったり、ファイルを送るときに保存形式を
いちいち気にしないといけなかったり、ちょっとした問題が出てきます。
しばらく前に、「尻付き」がどこかに落ちていないかと探していたら、中華Officeの話が出てました。
これは、中国版のMSOfficeをインストールして、それに日本語化パックを入れれば、立派な正規版Officeが安く手に入るという話です。
http://d.hatena.ne.jp/mula/20120617/1339953924に従ってやってみると、けっこう簡単でした。
ちなみに認証時に打ち込む番号は6x9の54桁、帰ってくるIDは6x8の48桁です。
おねだんは、中国版の Office Home and Student 2010(家庭和学生版)のファミリーパック(x3)が 4,615円、Office Language Pack 2010 が3,255円で、計7870円。これで3ライセンスが手に入ったことになる。
値段を比べようとするとけっこうややこしい。
中国版の Home and Student は Word, Excel, PowerPoint, OneNote のパッケージですが、日本版のパーソナルは Word, Excel, Outlook で PowerPointが含まれず。ホーム アンド ビジネス になるとパーソナルのパッケージに PowerPoint と OneNote が含まれる。
日本版のホームアンドビジネスは1ライセンスで 36,540円。これは Office 2013へのアップグレード無償アップグレードが付いているから高いらしい。しかし、パーソナルでも 23,240円とか。
Windows版のファミリーパックは無くて、しかしMacならファミリーパックがある。
Mac版のHome and Studentファミリーパック3ライセンスは、Word, Excel, PowerPoint が入っていて、17,850円。
これで分かるのは、MS Office のパッケージングと値段付けは、競争条件で決まっていて、商品の価値で決まっていないということ。
コピー商品が横行している中国では大盤振る舞いのパッケージと値段で出すし、Mac版はちょっとアウェイなので勉強価格になっている。
中華オフィスを日本で使うのがMS視点で許されるのかどうかは、不明。
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