もう1ヶ月ぐらいになりますが、遠近両用メガネデビューしました。
前の眼鏡を作ったときにも、遠回しに勧められたのですが、拒否してました。理由は、
A)遠近両用は大きいレンズにしないといけないのでカッコ悪くなる
B)レンズの値段が高い
C)遠近対応にすると目の調整をしなくても良くなってしまうので、ますます老眼が進む
という3つの思い込みでした。
今回、作ってみて、どれも違うということが分かりました。
A)昔の遠近両用といえば、下の方に枠を作ってそこが近く用になっているというところから始まったと思いますが、今のはレンズをエリアに分けて連続的につなげた「累進レンズ」になっていて、上下25mmぐらいのレンズを使うフレームでも問題なくつかえるようです。
B)もともとワンプライスの「眼鏡市場」で求めましたが、遠近レンズは注文生産で時間はかかるものの、値段は通常と変わらないということです。昔は1ペア5万円ぐらいしていたはず。世の中のテクノロジーの進歩は、こういうところにも効いているようです。
C)これが最大の思い込みでした。近いところも遠いところも合わせてくれるんだから、眼が楽をしてしまって調整機能が落ちるんではないかと思っていたのですが、ぜんぜんそんなことはありませんでした。エリアによって度が違うわけなので、視線と焦点調節が連動しないといけないわけで、しかもそれは本能的な動きとは違っているわけです。上の方で見るときには近くが辛くなり、下の方で見ると遠くが辛くなるのは必然。最初はどうしたものか全然扱いがわかりませんでしたが、しかし、3日も経つと慣れるもの。しかも、エリアごとに度が違うというので、眼の調整もそれなりにというか、遠近でない普通の眼鏡以上に使うということがわかりました。これは予想外でした。
ということで、いまのところけっこう快適に使っています。
難点は、下のほうの領域で歪が出るので、ゴルフのときにどうしても下を向いて姿勢が悪くなりがちなこと。
Zoffでゴルフ用メガネをつくりますか。
教訓:
1. 技術の進歩をあなどってはいけない
2. 先入観を捨てる準備が必要である
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