2025年9月10日水曜日

さくらインターネットからgmailにメール送信できない問題の解決

 いま使っているメールアドレスは、サポートがあまりにも貧弱であることを実感して、さくらインターネットでメールアドレスを取りました。

すると、gmailへの送信で問題があるというのです。乗り換えするつもりになっていたのに、gmailに送信ができないというのは困ります。
さすがに、gmailに送信ができないなどというような大きい問題をサービス提供者として放置するなどということはあり得ないと考えていましたが、けっこう深刻な問題のようです。

gmailにブロックされるのはセキュリティチェックが厳しいからというのですが、ドメイン名に依存しているようなので、sakura.ne.jp のドメインから怪しいメールがたくさん飛んでるということらしい。わりと権限も広く与えられて自由度の効くレンタルサーバーで、良からぬことをしている層があるのでしょう。

さくらのインターネットには、Gmailへメール送信ができない場合の対処方法を知りたいとして記事が出ています。内容は、SPF、DKIM、DMARCの設定をするというもので、送信元サーバの正当性を証明するレコードをメールにつけて送信するというものです。これをやってみると、たしかに届くようにはなるのですが、とても時間がかかることがあります。
それもやっぱり困るので、ネットでいろいろ調べていると、デフォルトのドメインだとだめで、sakura.ne.jp ではないサブドメインをつくるとうまくいくという記事を見つけました。このXの投稿Sakuraの設定方法というページにあります。で、よく見ると、さくらのサポートページにもそのように書いてあるのがありました。

よくあるご質問>初期ドメインを使用したメールアドレスからメールを受信できない

誠に残念ながら、現状さくらのレンタルサーバの設定如何で回避が困難であるため、初期ドメイン以外のドメインを使用する事をご提案しております。 

ライトプランの契約ですが、サブドメイン取得には追加料金がかからないので、取ってみました。そうすると、最初はすぐにgmailにも届いていたのに、時間によって遅延が大きいときがあるようです。30分ぐらいのときもあれば、もっと長いときもあるようです。

この問題の解決法はなかなか分からなかったので、サポート品質を確認する意味を含めて、問い合わせてみました。そうすると、From: はサブドメインになっているけど、Envelope-From: がsakuraになっているというのです。

> Received: from [xxx.xxx.xx.x] (xxxxxxx.ne.jp [xxx.xxx.xx.xxx]) (authenticated bits=0) by wwwxxxx.sakura.ne.jp (8.16.1/8.16.1) with ESMTPA id 5897lZaK023577 for <xxxxxxxx@gmail.com>; Tue, 9 Sep 2025 16:47:36 +0900 (JST) (envelope-from xxxxxx@xxxxx.sakura.ne.jp)

これを見てもどうしたら良いのかわからないし、サポートのメールにはヒントはありません。突き放されています。
お客様にてどのようにしてメールを設定されたかは弊社では分かりかねますが、envelope-from を「gaffa.matrix.jp」として送信いただくことで、Gmailの受信拒否は発生しにくくなると思われます。

Webでいろいろ見ても、メーラの設定で envelope-from を付けるというのは出ておらず、SMTP呼び出しのオプションとか、sendmail の -f オプションとかが出てきます。いろいろやっていて、追加ヘッダで Envelope-From: を付けると、それが反映されることが分かりました。これで、解決の糸口は見つかったことになります。
ただし、恒久的な解決にはなりません。また試行錯誤を続けると、PCメールでは、メール送信の設定で、常時付加ヘッダーとして Sender: を設定すると、そのアドレスが envelope-from に適用されるらしいことが分かりました。これで、PCからの送信については、遅延もなくgmailへの送信ができるようになりました。
メールはAndroidでも見ていますが、こちらの処置はどうしたらいいのかまだ分かっていません。追加ヘッダーを付けられるアプリに乗り換えればよいのでしょうが、未調査です。いま使っている Aqua mail というソフトは有料版ではありますが、追加ヘッダーは使えないらしいです。
ということで、なんとか乗り換えはできそうですが、一方で、さくらから逃げ出すしかないと心を決めた人もいるようです。
メールサービスを移行せざるを得ない。 (さくらメールボックスは予想以上にクソだった・・・)という人ですが、この人は、もともと以前から sakura.ne.jp ドメインのアドレスを使っていて、サブドメインを設定しろと言われたとかいうことらしい。メールアドレスを変えるなら、逃げ出したいと考えるのは当然でしょうね。
それにしても、この最後のブログを書いている人がいろいろメールのサービスを検討している中で、これなら間違いなさそうというのが見つからないのはどうしたことかと思います。
メール自体がオワコンということでしょうか?その割にはいろいろなサービスの認証とか、大事なところで使われている気がします。

2025年9月3日水曜日

JAL 123便事故の疑問

[FB投稿より]
2025-08-13
昨日テレビで、JAL 123便の事故の40周年に関していくつか取り上げられていました。その中で、墜落の日の夜に上空を飛んだという人のインタビューがありました。青山透子さんの本を読んで、場所は翌朝まで特定できていなかったことになっていたはずでは、と思っていたので、不思議に思って読み返してみました。 
時系列の表を見ると、19:35には在日米軍が現場を特定していたのに、翌朝まで現場入りが禁止されていたということがあったようです。 

そのテレビ番組では、陰謀論みたいなのもあるようだけど、騙されないように、などと言ってましたが、これに限っては陰謀論ではないと私は思ってます。 
明らかに現場は特定されていたのに、救助が翌朝まで行われなかったのは不自然です。地元の人で、自衛隊に帰れと言われた人もあるらしい。 

問題の圧力隔壁が「救助のために」現場で細断されてたとか、夜にヘリの音がしてたとか、怪しい話は山ほどあります。現場に向かおうとした自衛隊員が射殺されたというニュース速報が流れたというのは、さすがにデマ? 

見立てとしては、自衛隊か米軍の演習で尾翼を「攻撃」してしまい、それが明るみに出るとまずいので証拠隠滅のために(横田基地や海ではなく)山中に落としたというストーリーなのですが。 
その説を否定する立場の記事もありましたが、その根拠が、静岡から群馬まで5分で着くなら超音速なのであり得ない、ということでした。まあ、2つの目撃証言の時刻が正しければそうなんですが、計測した時刻ではないので。JAL機はその間を30分弱で飛んでます。 あとは、そんなに秘密を守れるわけはないとかね。 


OBとはいえ、立場のある人なので、言葉を選んで話していると思います。 疑問はいくつかあります。 
・社内で会議が1つもないということ 
・米軍に救助要請を出さなかったのは事情があるとしても、自衛隊が翌朝まで動かず、場所が特定できていないことにされていたのはなぜか 
・フライトシミュレーターでやってみたら、ある程度制御できたと言いながら、御巣鷹山に落ちたのは制御不能だったからと言っている矛盾。大槻上空で1回回っているのは、横田基地に向けて高度を下げているとすると説明がつくし、その後また高度を上げてます。 
・青山なにがしが実在するのかどうかもわからないという言い方も、気になる(お互いに認めてないみたいですね)。 

 2025-08-16
JAL 123便の事故の件を書いて、いろいろ反響をいただきましたが、この件は中立的な見方を持つ人が少なく、分断を呼ぶようなネタなのかなと感じました。最近の斎藤元彦氏をめぐる議論のように、どちらかの立場かがはっきりしているように思います。 

そんな中で、「陰謀論」寄りのスタンスで書くと、「根拠のない陰謀論を信じるヤバイ奴」だと思われているかもしれないと思いました。深田萌絵さんのことを書いたりしたこともあったので。ちなみに、NASAの月着陸はフェイクだったとか、9.11はアメリカ政府とペンダゴンが仕組んだことだとかは、信じてません。 
あらためて事故調側の見解を見てみようとしましたが、あまりにも膨大なので、とりあえず事故調側の見解を示しているwikipediaを通読してみました。 

やっぱり腑に落ちない点がいくつかあります。 
・当日夜21時ごろに現場上空を飛んだ米軍の部隊に箝口令がしかれたという記述。 
・「急減圧」は本当にあったのか というセクションの記述。 
・現場の特定に時間がかかったうえ、「時間がかかった原因は、墜落現場から北西に10 km離れた「長野県南佐久郡 御座山北斜面」などの誤った墜落位置情報が流されたためであった」という記述。 
2番目については、日乗連パンフが疑義を呈しています。日乗連とは、日本乗員組合連絡会議で、日本の航空会社の乗員の団体で、圧力隔壁より前に垂直尾翼に破壊があったのではないか、と推論しています。事故調の見解のように、与圧はすべて失われ、飛行記録どおり22,000ftの上空を飛んでいたのなら、数分しか意識を保てないということです。 
このことに関しては、テレビ番組でも取り上げられたようで、この中では急減圧だと意識を数分間以上保つのは困難だと実験で確認しています。 

先の投稿のコメントで紹介されていたもとパイロットの杉江さんの発言にも矛盾があります。 
フライトシミュレーターで検証したら、着水がかなりの確率でできる(=コントロールが可能)と言いながら、山の中に落ちたのはたまたまそうなってしまっただけ、と言ってます。 
ある程度コントロールできていたとしたら、羽田または横田基地を目指して飛行していて、それをあきらめて墜落地点に向かったというのは、つじつまが合うように思います。 
大月上空での旋回は、コントロールできていないのではなく、高度を下げるための操作であるように見えます。