2012年10月21日日曜日

20年で千倍進化した?! PC

昔の資料を少し減らそうと思って片付けていたら、昔のPCの広告が出てきた。 CPUがPentiumなので、1993年ごろということで、約20年前。

「最強のプロセッサPentium搭載マシン」なわけですが、これがキャンペーン価格で218,000円。 最近のショップブランドの商品だと同じランクはもっと安いので、このランクはゲーム用ハイエンドになります。 スペックを比較すると....

CPU 1993年(CRCDPM66) 2012年(ドスパラ Galleria XG) 倍率
CPU Pentium 66MHz Core i7-3770K (3.50GHz) 212倍(4コア)
キャッシュ 256KB 8MB(L3) 32倍
メモリ 8MB 16GB 2048倍
HDD 540MB 2TB 3883倍(ぐらい)
ドライブ FDD(1.44MB) Blu-ray(50GB) 35000倍(ぐらい)
価格 25,800円 144,980円 0.56倍

能力でいうとだいたい3桁(1000倍)のオーダでパワーが増えているということですね。

問題は、内容がそれに伴って発展しているかってことですが、当時は Windows 3.1 の時代で、 PCで普通にやりたいことは出来るようになっていたように思います。 Office 3 でExcel, Word, PowerPoint は使えるようになっていましたから、いまのPCでできることの原型は確立していたと言っていいでしょう。ワープロは一太郎がまだ幅を効かせ、松とかも残っていた時代でした。

当時は、NECのパソコンだとN88 Basic がまだ使えたり、PCを使う人がプログラムを書くのはけっこう当たり前でした。今は(Androidの世界に移ってますが)PCを使うこととプログラミングとは離れてますね。 20年前のほうが、プログラムを書く人の数は多かったはずです。

そのころからの一番の違いはネットでしょうか。 まだ会社のオフィスでもネットにつながっているところは研究部門など一部にとどまっていました。 家庭のネットはまだADSLとか無くて、ダイアルアップが普通でした。接続は高速56Kbpsとか。 PCに一般的にネットワーク機能が備わり、イーサネット接続が当たり前になるのは、1998年ごろだったと思います。 googleが事業を始めたのもこのころで、googleが人気を得る前は、altavistaとかYahoo!のほうが一般的でした。

正直なところ、ネットがこんなに広がるとは思いもよらず、1998年ぐらいには、IPアドレスはそのうち枯渇するから一家に1台なんてとんでもないし、メールがそんなに普及するとは思わない、とか私も言っていたものです。

能力が3桁伸びたところは、「計算機」としての仕事ではなく「コミュニケータ」としての仕事に使われているというわけで、進歩の方向というのはなかなか事前にはわからないものです。

2012年10月5日金曜日

YouTubeに破門された

ついに、というか、YouTubeのアカウントを削除されました。

いままで2回、著作権侵害の申し立てによるコンテンツ削除というのを受けていたのですが、今回その3回目ということになり、自動的にアカウント削除ということになったようです。

昼間、gmailのアカウントにいくら正しいパスワードを入れても接続できないという問題が発生し、
帰ってからもやっぱりダメということで、ヘルプをたぐってゆくと、
ケータイメールアドレスを入れろと。
私のケータイメールはgmailなのでそれは使えないということで、音声通知を選んでケータイの番号を入れると、音声案内で5ケタの暗証番号が来て、それを入れるとgmailにはアクセスできるようになりました。

で、いろいろ試していると、YouTubeのアカウントに入れないということに気づき、
どうやらアカウント削除されたということになりました。

事情が知りたければメールアドレスをよこせ、というので出したら届いたのが、こういう内容。

ご連絡いただきありがとうございます。さまざまなコンテンツの所有者から、あなたのアカウントにアップロードされている未許可のコンテンツに関する報告が YouTube に多数届いております。YouTube サイトにアップロードされた動画が他者の著作権を侵害するとの通知を受けた場合、法律の規定に従ってそのマテリアルを削除します。著作権侵害を繰り返すユーザーのアカウントは、米国連邦法によって停止されます。このアカウントでは、過去にも著作権侵害の通知で動画が削除されているため、停止されたアカウントを元に戻すことはできません。アカウントが停止または削除されたユーザーは、新しいアカウントの作成や、YouTube のコミュニティ機能へのアクセスが禁じられます。

アカウントから削除された動画は次のとおりです。

ペナルティー 1:
「」(元の場所: )は、
放送コンテンツ適正流通推進連絡会 によって 10/02/2012 に行われた著作権侵害の申し立てにより削除されました。

ペナルティー 2:
「」(元の場所: )は、
Kansai Telecasting Corporation によって 07/16/2012 に行われた著作権侵害の申し立てにより削除されました。

ペナルティー 3:
「」(元の場所: )は、
放送コンテンツ適正流通推進連絡会 によって 03/21/2012 に行われた著作権侵害の申し立てにより削除されました。

著作権の詳細については、YouTube の著作権センター(http://www.youtube.com/t/copyright_education)をご覧ください。
著作権を侵害するとどのような結果になるかについては、http://www.youtube.com/t/copyright_strike をご覧ください。
コンテンツ所有者による侵害の申し立てが誤認であると確信している場合は、http://www.youtube.com/t/copyright_counter をご覧ください。

注: このメッセージは自動返信です。このメールにご返信いただいても対応できかねますのでご了承ください。

今後とも YouTube をよろしくお願い致します。


YouTube チーム
.....

「今後とも YouTube をよろしくお願い致します。」は余計でしょう。

結局のところ、2回目の警告を受けた時に思ったのは、
上げているコンテンツのほとんどは厳密に言うと著作権モノなので、グレイなのを全部下ろしたら
意味がなくなってしまうってことです。
ずいぶん昔のテレビとか、パッケージで出ていないコンテンツとか、それなりに配慮はしていたつもりだし、最後に削除されたのは限定公開でURLを発見した人しかアクセスできないはずのコンテンツだった。
「放送コンテンツ適正流通推進連絡会」はずいぶんマジメに仕事をしているらしいです。

ということで、ちょっとイヤな気分にはなりましたが、想定通りということで、
めでたくYouTubeへのコンテンツ出しは卒業ということになります。

また別アカウント作ればいいわけですが、それも当面はしないかと。

自慢できることじゃないけど、なんか歪んでいるような気がする。