2017年6月5日月曜日

スーツのジャケットは防寒着なのか

5月ごろになると、つい最近までコートを来ていたのも忘れるほどの陽気がやって来ます。
そのころになると、衣替えの時期も待たずに、ジャケットを着ないサラリーマンの方々が増えてきます。
クールビズを言い始めてから、この傾向が加速しているような気がします。
4月に入って冬服から夏スーツに変わり、9月から10月ごろにまた冬服に戻すという季節感だったのが、5月から9月まではジャケット無し、しかも寒くない限り半袖シャツという人がだんだん増えているようです。

そもそも、ビジネスマンの基本はスーツだと思っているのですが、そういう感覚が無いようです。寒くなければジャケットは必要ないし、半袖シャツも変則という感覚は無いようです。
見ていて、「小学生か」と思ってしまうのですが、これは時代錯誤なのでしょうか。
ジャケットが服、シャツは下着、ネクタイは飾り、というのがベーシックなはずで、基本的な例を尽くそうと思えば、手に下げたかたちであったもジャケットは外せないはずです。暑い中、汗を垂らしながらスーツ姿を保つのもみっともないとは思いますが、汗ばむほどでもない陽気であっても寒くなければスーツなしで出かけてしまうというのは、シャツ姿でも正式だという意識があるのか、何も考えていないのか。

中には、半袖ワイシャツでネクタイをしていてジャケットなしという人もありますが、これは逆だと思います。ネクタイは飾り、ジャケットが服。
ゴルフ場では、ジャケット着用と言われますが、ネクタイはつけろとは言われませんよね。

先日は、スーツにタイで会社に行ったら、「暑くないですか?」と言われてしまいました。そこまで感覚は変わっているのでしょうか?
たしかに、タイなし、ジャケットなしで過ごす期間はだんだん長くなってはいますが、基本は基本としてだいじにしたいと思っています。

これを書いていた思ったのは、マレーシアやインドにいた英国紳士はどういう格好をしていたのだろうということです。
これは、また調べてみましょう。