2015年1月25日日曜日

日本でも week number 表記を

仕事で予定を言う時に、2月の上旬とか3月の中ごろとか言いますが、
上旬と言うと、15日までなのか、上旬中旬下旬を考えると10日ぐらいまでなのか、とてもあいまいになってしまいます。

そういうときに、week number で言いたいと思うことがあります。
今年の例だと、本日1月25日は week 4 の日曜日ということになり、締め切りで week 4 と言えば 1/23の金曜日までに出せ、ということになるわけです。
UKにいるときには、これがけっこう普通で、使いやすいなと思ったものです。

そもそも、1週間が日曜日から土曜日なのか、月曜日から日曜日なのか、という問題もあるのですが、これは国際標準としては ISO 8601 で決まっていて、月曜から日曜が「正解」です。
日曜日から始まるというのは、カレンダーでは一般的ですが、キリスト教での決まりではそういうことになるようです。
手帳は月曜始まりが普通ですね。
このあたりについては、詳しく述べてあるサイトもたくさんあります。

暦と天文の雑学 - 曜日の順番・曜日の生い立ち

週の始めは土曜日?

経理などは月例で回すことが多いですが、一般的には仕事のサイクルは週で回すことが増えているように思います。
月報ベースだとサイクルが長すぎるし、定例会議などは曜日を決めてウィークリーにしていることが多いのではないでしょうか。
そのときに、「来月下旬までには」などと言っていると、合意ができているようでぜんぜん違うことを言っているということも起こってしまいます。
逆に、そのあいまいさに頼りたいという場合もあるわけですが。

しかしながら week 25 までに、と言っても、6/15(月)から6/19(金)の週を指すと分かる人は日本人では少数派だと思います。
週の単位で言いたくても、「6月15日の週」とか言ってしまいます。
これが、なんとも残念な感じがしてしまいます。
日本でも使うようにならないかな、と思います。
日本で使うときには、「第25週」とか言うんでしょうか。
それはそれで、妊娠第何週目みたいになってしまいますが。

さて、この week number の定義ですが、ISO 8601で決まっていまして、
その年の最初の木曜日を含む月曜日から日曜日までの1週間が week 1 で、52か53までカウントアップすることに決まっています。
手帳に表記が付いているケースも、実は増えているので、日本でも使える素地は出来てきているんじゃないでしょうか。