ロンドンのリージェント・ストリートを歩きながら、子供への土産を何にしたらいいかと話していたとき、
「極度乾燥(しなさい)」という違和感のある日本語が目に入ってきた。
店に入ってみると、なんだか日本と日本語がテーマになっているらしく、いわゆる Engrish な感じの日本語がたくさんあって、
いかにもいかがわしいのだが、店のつくりは大真面目かつ高級な感じ。
スーパードライと言わず、スペリドリというのは、故意か?
なぜか大阪。「会員証な」
「製造所」「制を作」と書きながら、堂々の Assurance of Quality。
「極度のガソリン」
一度は通り過ぎたのですが、ちょっと気になって調べたところ、
【SuperDry 極度乾燥(しなさい)】が英国から逆上陸!間違った日本語が人気の秘密かということで、Naverまとめが出てたりして、ダニエル・ラドクリフ君が「TOKYOな」を着ていたりということで、いいんじゃないかということになり、これが土産になりました。
しかし、これが上野に売ってたら買うかというと1000円以上も出しては買わないだろうし、まして上海の土産物屋に売ってたとしたら、間違っても買わないだろうと思うわけです。
日本語の中に、正しいか間違っているかも分からない中国語も混じっていたりして、かなり複雑な気持ちになります。
なんだかUKのセレブも着ている英国発ブランドだからというだけで、こんな間違った日本語を面白がっているのがファッションになってしまうというところに、欧米崇拝は生きているんだなと。
日本でも通販とかで買えたりするようですが、本格上陸はあるんでしょうか? その時にはどんな路線でやって来るんでしょうか。このへんもちょっと楽しみ。