2013年11月24日日曜日

やっぱりバンドもやってみたい

9月の頭にどうでもいいようなことを書いたきり、何も更新していなかったのにはわけがあって、10月11月と自宅ではヒマがあればピアノかギターを触っている生活をしていたのでした。

10月のことは、Facebookで書いたつもりになっていたら、「秘密」のグループにしか見えない設定で投稿していたようで、
そのままにしてましたが、それも含めて、新鮮なうちに書き留めておこうかと。

10月のイベントは、蕨のハニーフラッシュさんでのケイト・ブッシュ・セッションという世にも稀なイベントでした。世界的もカバーバンドはあるけど、セッションでケイト曲をやろうかというのはあまり無いはず。
かれこれ33年ほどずっとフォローしているので、これはなんとしても参加しなければ、ということで、行ってきました。なんでもハニーフラッシュはプログレ系の聖地とも言われているそうですが、それも構わず、できるだけ参加しようということで、歌を2曲エントリーしたほか、ピアノもやってみようと、Wuthering Heights のピアノもエントリーしたわけです。
これは大変なことで、なにせ代表曲ですからそれなりにちゃんとやらないといけないということで、普段は弾かないピアノを練習しなければということになり、ほぼ1ヶ月前から毎日1回は練習することを自分に義務付けていたわけです。


当日は、とにかく楽しかった。
まあ、バンド形式で生音の中に入れるというだけでも十分に楽しいわけで、カウントから一斉に音出しするときとか、ゾクっと来るものがあります。ボーカルはともかく、ピアノはかなり緊張するかと思ってましたが、店のレイアウトではピアノブースが一番後ろなので、それなりに落ち着いてできたかなと。


で、11月23日には、divaの「アコナイ」ことアコースティック・ナイトというイベントで、今度はまた大変な曲をやることになりました。
普段洋楽カラオケをやっている人たちが、生楽器伴奏や弾き語りで演奏しようというイベントです。
ピアノのamamoriさんが伴奏をしてくれるということで、みなさんしっとりとしたピアノ曲が中心の選曲でしたが、ここはエマーソン好きのamamoriさんのプレイをぜひ聴いてみたいということで、ELPの "Karn Evil 9 1st Impression, Part 2" というのをぶち込みました。

入れてからちょっと後悔しましたが、もともと4人ぐらいでやらないと成立しない曲なわけです。
パーカッションは入ってもらうことになっても、ギターとベースのパートは無しにはできない。ということで、これもまた猛練習ですよ。
ドシラソファミレドシラをどれだけ練習したことか。

さすがにややこしい曲なので、早めに入って練習させてもらいましたが、1回目の合わせのグダグダなこと。どうなることかと思いましたが、3回めぐらいで、やっと落ち着いてきて、捨てるところは捨てる決心もつきました。

出番がほぼ最後だったのですが、ほかの人の演奏もそれぞれにすばらしく、やはり生演奏では愛情の出方が違うなあと感心してました。
本番は、ギターはいまいちでしたが、曲全体としてはほか2人の愛と気合の入った演奏に助けられ、出しきった感がありました。

やっぱり、バンドっていいね、と今ごろになって思うわけです。
高校の時はなんだかややこしい音楽ばかり聴いていたので、自分で演奏しようっていう方向にいかなかったし、ギターも買ったけどアリスなんかはもっと上手い奴らがやっていたので、人前でやろうと思うこともなく。
大学のときには、仲間内でちょっとだけやってみたことは、ある。
Call Me と スパークル と 夏の扉 をやった。これはギターで。でもぜんぜんできてなかった気がする。

今さらながら、もうちょっと楽器もやろうかという気になる。
失われた青春を取り戻そうって感じでしょうか。
35年あこがれだったジャズベを買うか? ギターをやるのか、ピアノを弾きたいのか。

なんでもいいけど、全部ちょっとずつっていうのが、一番楽しいのかも。